2010年6月14日、南アフリカW杯グループリーグ初戦のカメルーン戦で決勝ゴールを挙げたFW本田圭佑(ミラン)は、同大会の第3戦デンマーク戦でも直接FKからゴールを決めており、現在W杯通算2得点。歴代の日本人選手でMF稲本潤一と並び、トップタイにいる。

　前回のカメルーン戦ではゴールを決めたあと、「昨日(6月13日)が(24歳の)誕生日だったので、まあ、持ってるなということで」とコメントし、「持っている男」とされてきた。

　今回もコートジボワール戦は6月14日。4年前の再現なるかと聞かれた本田は、「未来のことはだれにも分からないけど、僕は未来のことをいつも強気で言っている。もちろん勝ちに行くし、自分たちのスタイルを貫くし、その中で自分のゴールが実現できればもちろん狙う」と“ゴール宣言”をした。

　2大会連続で自らの誕生日を1日遅れで祝福することになれば、同時にW杯での日本人歴代最多ゴールとなる。

　なお、今回の代表メンバーでW杯で得点を記録しているのはFW岡崎慎司(マインツ)とMF遠藤保仁(G大阪)。それぞれ南アフリカW杯で1得点を挙げている。

(取材・文　矢内由美子)

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