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遠征中のU-21代表、豊川&武蔵弾でU-21タイ代表に勝利

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 タイ・バングラデシュ遠征中のU-21日本代表が14日、U-21タイ代表と国際親善試合を行い、MF豊川雄太(鹿島)とFW鈴木武蔵(新潟)のゴールで2-0の完封勝利を収めた。

 日本サッカー協会(JFA)によると、4-4-2のシステムで挑んだ日本は前半から試合を優位に進めると、前半16分にMF矢島慎也(浦和)のクロスを豊川が右足で決めて先制に成功。その後も攻撃の手を緩めることなくFW荒野拓馬(札幌)、FW浅野拓磨(広島)の2トップを軸にゴールに迫ったが、追加点を奪えずに1-0で前半を折り返した。

 9選手を入れ替えて後半に入るとタイの反撃をしのぎ、後半12分には浅野がPA内で倒されてPKを獲得。しかし、浅野自らが蹴ったシュートは相手GKにセーブされてしまった。

 後半15分には一日前に合流したばかりのFW久保裕也(ヤングボーイズ)とFW南野拓実(C大阪)を投入。だが、その後もシュートチャンスは作るものの、スコアが動かない時間帯が続いた。しかし、後半アディショナルタイムに久保のパスに反応した鈴木が左足でネットを揺らして、2-0の勝利を収めた。

 チームを率いる手倉森誠監督は、「縦のスピードや攻撃から守備への切り替える早さなど、チームとして意識しようとしたことを選手たちが表現してくれました」と語ると、「日本代表としての誇りと覚悟を示そうとする姿勢は存分に発揮されていましたし、チームのまとまりも良いので、バングラデシュ戦も『オリンピックのメダル獲得』という目標の可能性を感じさせるような戦いをしたい」と18日に行われるバングラデシュ代表戦に向けて意気込みを示した。

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