U-17W杯切符獲得も目標はアジア王者、U-16日本代表・森山監督「優勝という宿題が残っている」
[9.25 AFC U-16選手権準々決勝 日本1-0UAE]
圧倒的に攻めながらも2点目が取れずに苦しい試合となった。U-16日本代表の森山佳郎監督は試合直後のインタビューで「予選(グループリーグ)が楽な展開だったので、本当に苦しい苦しいゲームだった」と振り返り、CB瀬古歩夢(C大阪U-18)も「非常に苦しかった」と口にする。
グループリーグ3試合で21得点を奪っている日本は立ち上がりからシュートを連発し、前半31分に瀬古が先制ゴール。右MF久保建英(FC東京U-18)の右CKをGKがこぼしたところを逃さずに右足でゴールを破った。「ずっと耐えていたんで。セットプレーで1点取ってやろうという気持ちでやっていたので嬉しいです」という瀬古の一撃で先制した後も日本は圧倒的に攻めたが、UAEの粘り強い守りの前に2点目を奪うことができなかった。
それでも、00年生まれ以降の選手たちで構成されたU-16日本代表は集中力を切らさずに攻め続け、そして無失点勝利。指揮官も「選手は本当に集中力を切らすことなく、1-0だったんですけどしっかりとした完勝だったと思います」と選手たちを賞賛した。
試合後は選手、コーチングスタッフが抱き合って喜び、集合写真に収まってまず世界への挑戦権獲得を祝った。彼らはこの勝利によって、世界で成長するチャンスを掴んだ。また、今回U-16日本代表入りを逃した00年生まれ以降のサッカー選手たちも、来年へ向けてライバルたち以上のアピールができれば、世界で戦う権利を得ることができる。世代にとって大きな、大きな勝利となった。
今回、アジア突破を果たした“00ジャパン”の選手たちは、すでに目標をアジア王者へと切り替えている。FW柿谷曜一朗やMF水沼宏太らを擁した06年大会以来となると優勝へ。森山監督は「まだまだ優勝という宿題が残っているので、優勝目指して、アジアの王者としてワールドカップに行きたいと思っています」と宣言し、瀬古も「(きょうは)チームみんなで勝てた勝利だと思う。自信に繋げて次はアジア王者を狙いに行きたいと思います」と力を込めた。“00ジャパン”はアジア王者として世界舞台に立つ。
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AFC U-16選手権インド2016特集ページ
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圧倒的に攻めながらも2点目が取れずに苦しい試合となった。U-16日本代表の森山佳郎監督は試合直後のインタビューで「予選(グループリーグ)が楽な展開だったので、本当に苦しい苦しいゲームだった」と振り返り、CB瀬古歩夢(C大阪U-18)も「非常に苦しかった」と口にする。
グループリーグ3試合で21得点を奪っている日本は立ち上がりからシュートを連発し、前半31分に瀬古が先制ゴール。右MF久保建英(FC東京U-18)の右CKをGKがこぼしたところを逃さずに右足でゴールを破った。「ずっと耐えていたんで。セットプレーで1点取ってやろうという気持ちでやっていたので嬉しいです」という瀬古の一撃で先制した後も日本は圧倒的に攻めたが、UAEの粘り強い守りの前に2点目を奪うことができなかった。
それでも、00年生まれ以降の選手たちで構成されたU-16日本代表は集中力を切らさずに攻め続け、そして無失点勝利。指揮官も「選手は本当に集中力を切らすことなく、1-0だったんですけどしっかりとした完勝だったと思います」と選手たちを賞賛した。
試合後は選手、コーチングスタッフが抱き合って喜び、集合写真に収まってまず世界への挑戦権獲得を祝った。彼らはこの勝利によって、世界で成長するチャンスを掴んだ。また、今回U-16日本代表入りを逃した00年生まれ以降のサッカー選手たちも、来年へ向けてライバルたち以上のアピールができれば、世界で戦う権利を得ることができる。世代にとって大きな、大きな勝利となった。
今回、アジア突破を果たした“00ジャパン”の選手たちは、すでに目標をアジア王者へと切り替えている。FW柿谷曜一朗やMF水沼宏太らを擁した06年大会以来となると優勝へ。森山監督は「まだまだ優勝という宿題が残っているので、優勝目指して、アジアの王者としてワールドカップに行きたいと思っています」と宣言し、瀬古も「(きょうは)チームみんなで勝てた勝利だと思う。自信に繋げて次はアジア王者を狙いに行きたいと思います」と力を込めた。“00ジャパン”はアジア王者として世界舞台に立つ。
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