10月にW杯アジア最終予選を戦う日本代表メンバーに選出されたGK川島永嗣がブログ(http://globalathlete.jp/eiji-kawashima/332)を更新し、心境を綴った。

　川島は6月のキリン杯以来の日本代表復帰を果たした。しかし今季より所属するメスでは第3GKにとどまり、出場機会はおろか、ベンチ入りすら叶わない日々を過ごしている。

　招集に疑問の声も少なくないが、会見でバヒド・ハリルホジッチ監督は「メンタルプレイヤーを入れて、チームを本当の底から押し上げる。永嗣にその役割を担ってもらいたい」と選出理由を語っていた。

　川島は「まだなかなか試合に絡めない今の自分の状況から、日本代表に入るのは容易な事ではないと承知の上で、今はフランスでの挑戦の日々を過ごしています」と現状への葛藤を綴るも、「1日1日が本当の勝負。そんな日々が今この瞬間を充実させてくれているのもまた事実です」と必死に前を向く。

　そして日本代表に選ばれたことについては、「このW杯最終予選という厳しい戦いにおいて、日本代表の一員として選ばれたこと、そして日本という国を背負った場所に立てることを誇りに思います。自分自身のプライド、日本のプライド、それを胸にこの2試合に臨んでいきたいと思います」と意気込みを語った。

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