ケルンに所属するFW大迫勇也が日本代表に復帰するかどうか、4日に行われる発表会見で明らかになる。

　大迫は今シーズン、欧州で最も充実した日々を過ごしている日本人選手だ。ケルンではブンデスリーガですべての試合に出場して2得点を決めている。エースストライカーのアントニー・モデストのパートナーとして、ケルンの攻撃陣を回す舵取り役として、レギュラーの座を確固たるものとしていることに疑いの余地はない。実際、9月にはクラブの月間最優秀選手に選出されている。

　日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督は10月の招集会見の際、大迫を選ばなかった理由を「クラブ側に2週間前にリストを提出しなければいけないという制約がありました」と説明していた。また「彼はここ3試合で先発を勝ち取り、2点を取りました。数か月先発で出られない時期があり、ケルンのグループにも入っていませんでした。1年経って、ようやく2点取った、というわけです」と、活躍するのが遅すぎた、という見解を示していた。今回はレターを送るのに十分な時間がある。

　本人も現地メディアのインタビューで「監督とはコンタクトを取っています」と語っているだけに、復帰へ向けた障害は(少なくとも前回に比べると)少ないと言えそうだ。

　11月11日に行われるキリンチャレンジカップ2016のオマーン戦、そして15日のロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のサウジアラビア戦に向けたメンバーは本日4日に発表される。ハリル監督の口から「オオサコ」のフレーズは聞かれるだろうか。

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