beacon

「ちょっとしか出られなかった」遠藤航、ハイチ戦でのアピールに燃える

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表MF遠藤航(浦和)

 ピッチに送り込まれたのは90+3分。投入直後に試合終了のホイッスルが吹かれた。自身をアピールする時間はなかったものの、日本代表MF遠藤航(浦和)は「ちょっとしか出られなかったけど、次の準備ということで今日の練習からしっかりやることを意識した」と、視線を次戦へと向けた。

 ニュージーランド戦翌日の練習では先発組が軽めの調整で終える一方で、ベンチスタートとなった選手はフォーメーション練習や5対5のミニゲームを行うなど、精力的にメニューをこなして汗を流した。

 フォーメーション練習で4-1-2-3のアンカーの位置に入った遠藤だが、所属する浦和では最終ラインでの起用が続いており、「後ろからプレッシャーを受けることもあるし、視野の取り方とか、そういう部分の感覚はしっかり取り戻さないといけない」と口にする。しかし、次戦ハイチ戦まで2日間の練習が残されており、「ボールを受ける場所や前との関係性というのは練習で高めていきたい」と準備を進めようとしている。

 バヒド・ハリルホジッチ監督がメンバー発表会見時から「2試合は違うメンバーで戦う」と語っていたように、ニュージーランド戦からスターティングメンバーが変更されるのは間違いないだろう。「自分みたいに出場機会がなかなかない選手がどうアピールできるか」と目を鋭くさせると、「そういう意味ではチャンスをもらえたら思い切りチャレンジしたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)

TOP