beacon

長友はブラジルにも臆せず「インテルでやっているプライドがある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ブラジル戦ではFWウィリアンとマッチアップすることになるDF長友佑都

 ブラジル相手にも臆することはない。左サイドバックで先発が確実な日本代表DF長友佑都(インテル)は、対面のブラジル代表FWウィリアン(チェルシー)に対しても、「今年のプレシーズンマッチでチェルシーと対戦して、マッチアップしている。彼の特長やスピード感は理解しているつもり」と、イメージはできているようだ。

 今年7月29日にシンガポールで行われたインターナショナルチャレンジ杯。インテルはチェルシーに2-1で勝利したが、この試合に長友もウィリアンも先発していた。「すごいスピードだったなと、身に染みて覚えている」と言いながらも、「僕自身、セリエA、インテルでやっているプライドがある。負けたくない」と力説した。

 個人の対決はもちろん、チームとしても大きな意味を持つ一戦だ。「次のW杯は自分たちが支配するというより、相手にボールを持たせて、しっかり守ってカウンターというサッカーになる」。ブラジルの攻撃にどれだけ耐え、攻撃につなげられるか。来年のロシアW杯に向けての試金石にもなる。

「結果がどうなるか分からないけど、(国際Aマッチ出場)100試合目というのもあるし、ブラジル相手というのもある。意味があったなと思える試合にしたいし、この試合がW杯につながるという手応えを持って終わりたい」。ただの親善試合で終わらせることなく、強豪国相手だからこそ得られる課題と収穫をつかみ取るつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

●2018W杯ロシア大会特集ページ

TOP