ドタバタ代表初合流の土居聖真「普通にオフしてました」
急きょオフを切り上げ、日本代表合宿にドタバタ合流した。MF清武弘嗣(C大阪)の途中離脱に伴い、追加招集でA代表初選出となったMF土居聖真(鹿島)。荷造りもままならないまま、「全部急きょです」と、合宿4日目の練習から合流した。
前日6日の練習中に清武が頭部を強打し、脳震盪と診断された。同日夜に最初の連絡を受けた土居だが、「まだもしかしたらぐらいで、確定ではなかった」という。チームは2日のJ1最終節で今季の全日程を終えており、「普通にオフしてました」と、鹿島のチームメイトとともに選手会主催の“納会”で北海道にいた。「普通に鹿嶋に帰ろうと思っていた」が、今朝になって正式に追加招集の連絡を受け、都内で合宿中の日本代表に合流した。
さっそく練習にも参加したが、「最終節が終わってから体は動かしてなかった」というのも当然。それでも「めちゃくちゃ日にちが経ったわけでもない。ちょうどいいぐらいだったので、まずコンディションの面を上げていかないといけない」と、心身ともに切り替えに全力を尽くすつもりだ。
「無理矢理にでも切り替えようかなと考えているし、たくさんの素晴らしい選手たちがいる。刺激を受けて、それがしっかり自分のサッカー人生の成長につながるように。追加ではあるけど、来たからにはしっかり何か爪痕を残して帰れれば」
A代表初招集だが、今回は国内組のみでの編成で、鹿島のチームメイトもFW金崎夢生、MF三竿健斗、DF昌子源、DF植田直通、DF山本脩斗と5人いる。「それ以外の“初めまして”の選手も気さくに話しかけてくれて、入りやすく入れたかなと思う」と、コミュニケーションにも不安はなさそうだ。
国内組にとっては、来年のロシアW杯に向けて生き残りを懸けた“ラストアピール”の舞台でもある。突然の追加招集で訪れた予期せぬチャンス。それでも「失うものは個人的に何もないし、今まで選ばれていたわけでもない」と、W杯へのアピールというよりも、まずは日本代表の一員として大会で結果を残すことに集中している。
「3試合全部勝つことを目標にして、ホームでやるアドバンテージもある。優勝することがノルマだと思うし、そこにしっかり内容と結果が付いてくれば最高だと思う。そうなるようにしっかり努力できれば」。25歳のニューフェイスはチームの勝利だけを考えている。
(取材・文 西山紘平)
●EAFF E-1選手権2017特集ページ
前日6日の練習中に清武が頭部を強打し、脳震盪と診断された。同日夜に最初の連絡を受けた土居だが、「まだもしかしたらぐらいで、確定ではなかった」という。チームは2日のJ1最終節で今季の全日程を終えており、「普通にオフしてました」と、鹿島のチームメイトとともに選手会主催の“納会”で北海道にいた。「普通に鹿嶋に帰ろうと思っていた」が、今朝になって正式に追加招集の連絡を受け、都内で合宿中の日本代表に合流した。
さっそく練習にも参加したが、「最終節が終わってから体は動かしてなかった」というのも当然。それでも「めちゃくちゃ日にちが経ったわけでもない。ちょうどいいぐらいだったので、まずコンディションの面を上げていかないといけない」と、心身ともに切り替えに全力を尽くすつもりだ。
「無理矢理にでも切り替えようかなと考えているし、たくさんの素晴らしい選手たちがいる。刺激を受けて、それがしっかり自分のサッカー人生の成長につながるように。追加ではあるけど、来たからにはしっかり何か爪痕を残して帰れれば」
A代表初招集だが、今回は国内組のみでの編成で、鹿島のチームメイトもFW金崎夢生、MF三竿健斗、DF昌子源、DF植田直通、DF山本脩斗と5人いる。「それ以外の“初めまして”の選手も気さくに話しかけてくれて、入りやすく入れたかなと思う」と、コミュニケーションにも不安はなさそうだ。
国内組にとっては、来年のロシアW杯に向けて生き残りを懸けた“ラストアピール”の舞台でもある。突然の追加招集で訪れた予期せぬチャンス。それでも「失うものは個人的に何もないし、今まで選ばれていたわけでもない」と、W杯へのアピールというよりも、まずは日本代表の一員として大会で結果を残すことに集中している。
「3試合全部勝つことを目標にして、ホームでやるアドバンテージもある。優勝することがノルマだと思うし、そこにしっかり内容と結果が付いてくれば最高だと思う。そうなるようにしっかり努力できれば」。25歳のニューフェイスはチームの勝利だけを考えている。
(取材・文 西山紘平)
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