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デビュー2戦目は歴史的大敗…三浦「2失点目で流れを持っていかれた」

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センターバックでフル出場したDF三浦弦太

[12.16 E-1選手権 日本1-4韓国 味スタ]

 デビュー2戦目は屈辱的な結果に終わった。日本代表DF三浦弦太(G大阪)はDF昌子源とセンターバックを組み、2試合連続でフル出場。しかし、日韓戦では38年ぶりの4失点という歴史的大敗となった。

 1-0の前半13分にFWキム・シンウクの強烈ヘッドで同点に追いつかれると、同23分にはDF車屋紳太郎のファウルからMFチョン・ウヨンに圧巻のFK弾を決められ、逆転を許した。立て直せぬまま、同35分に3失点目。後半も流れを取り戻せず、さらに失点した。

「FKに関してはファウルを減らさないといけない。2失点目で流れを持っていかれたと思う。3失点目もコーチングできたし、どれも守れる失点だった」。試合後、失点シーンを振り返る三浦は「自分発信でコーチングしたり、チーム全体の意識を一つにすることが攻守において大事。全員の意思統一ができていなかった。攻撃も守備も全体でやれたらよかった」と反省した。

 来年6月のロシアW杯に向け、国内組にとっては貴重なアピールの舞台だったが、守備陣には厳しい結果が突きつけられた。来季Jリーグ開幕直後の来年3月には海外組を含めたフルメンバーでの代表活動がある。今大会で代表デビューを果たした22歳のセンターバックは「いい準備をして、短い期間の中でいいアピールをしていかないといけない」と顔を上げた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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