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U-21代表DF板倉滉には“覚悟”がある「皆を引っ張っていく」

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U-21日本代表DF板倉滉(仙台)

 アジア大会に招集されたU-21日本代表メンバー20人の中で最年長となるDF板倉滉(仙台)には、チームの先頭に立つ覚悟があった。

 12日夜にインドネシア入りし、翌13日にはグループリーグ初戦ネパール戦の前日練習を行った。板倉は「アジア大会は大きな大会。そこでまずは初戦のネパール戦に向けて、気持ち的にだいぶ上がってきている」と表情を引き締める。

 準備期間を十分に取れず、翌日には初戦ネパール戦を迎えることもあり、「難しいところ、合わないところはあると思う」と話しつつも、「ピッチ上でネガティブにならず、『絶対に勝たないといけない』というところは忘れず、試合の中で修正していきたい」と試合をこなしながらチームとしてレベルアップしていこうとしている。

 前日練習前には、同じく97年の早生まれであるMF三好康児(札幌)がキャプテンに任命された。だが、森保一監督は「全員がリーダーのつもりで、責任感を持ってやってほしいと伝えた。そういうチームでないと、強いチームは作れない」と話している。

 当然、板倉もキャプテンシーを発揮していこうとしており、「その気持ちは強い。一番上の年代なので、皆を引っ張っていきたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)
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