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「迷惑かけた分、自分が助けたい」…久々に練習場に姿を現したMF三笘薫

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U-21日本代表MF三笘薫(筑波大)

 U-21日本代表は25日、27日に行われる準々決勝サウジアラビア戦に向けて調整を行った。前日のマレーシア戦に先発した11選手と途中出場したFW上田綺世(法政大)を除く8選手がグラウンドに姿を現し、20日から体調不良で練習不参加が続いていたMF三笘薫(筑波大)も別メニューながらもピッチ上で汗を流した。

 大会初戦となったネパール戦では前半7分にMF長沼洋一(岐阜)のラストパスを落ち着いて右足で蹴り込み、チームを1-0の勝利に導くゴールを陥れた三笘。しかし、中1日で行われた第2戦で出場機会は訪れず、第3戦ベトナム戦では先発出場を果たしながらも、前半のみでベンチへと退いた。

 ベトナム戦の試合後に森保一監督は、同じく前半のみで交代となったMF神谷優太(愛媛)と三笘について語り、「うまくいかなかった後、悔しい思いをした後にどういうリバウンドメンタリティを見せてくれるか」と期待を寄せていた。しかし、翌日から体調不良となり、24日の決勝トーナメント1回戦マレーシア戦に出場することは叶わなかった。

 だが、久し振りに練習場に姿を現し、「もう大丈夫。迷惑を掛けた分、自分が助けたいという気持ちがある」とサウジアラビア戦に向けて、さらにコンディションを上げていく。

(取材・文 折戸岳彦)
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