10月18日に開幕するU-19選手権に出場するU-19日本代表は8日、23人が千葉県内に集合し、合宿をスタートした。約100人のファンを前に約1時間の調整。週末のリーグ戦に出場したMF郷家友太(神戸)やMF安部裕葵(鹿島)、7日の仙台戦(1-1)でプロ初ゴールを挙げたDF橋岡大樹(浦和)らはランニングやストレッチなど軽めの調整。FW久保建英(横浜FM)、FW田川亨介(鳥栖)ら11人がボール回しで汗を流した。

　トレーニング中、声を出してパスを呼び込むなど積極性を示した久保は「このチームでW杯の出場権を取るために大会に集中したい」と意気込んだ。昨年は5月に韓国で行われたU-20W杯、同10月にインドで行われたU-17W杯と2度の世界大会を経験。自身2度目のU-20W杯出場権獲得へ、「アジアとW杯は全く違う。アジアでは相手がある程度戦い方を変えてくることもあると思う。そこでどう戦っていくかが大切になる」と気を引き締めた。

　前回王者のU-19日本代表は千葉県内で4日間の合宿を行い、11日には流通経済大と練習試合を行う。12日に合宿先のマレーシアに移動し、現地でも練習試合を予定。16日に大会が開催されるインドネシアに移動し、19日にグループステージ初戦の北朝鮮戦を迎える。本大会の上位4チームがU-20W杯ポーランド2019の出場権を獲得する。

(取材・文　佐藤亜希子)

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