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勝利に安堵した原口元気、終盤はベトナムに攻め込まれるも「苦しい中でもチャンスは作れた」

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原口元気は「しっかり勝ち切れてよかった」と安堵した様子

[1.24 アジア杯準々決勝 日本1-0ベトナム ドバイ]

 ベトナム代表と戦った日本代表は、決勝トーナメント1回戦サウジアラビア戦に続いて2試合連続の1-0で勝利。苦しみながらも、優勝した2011年大会以来、2大会ぶりのベスト4進出を決めた。

 今大会全試合で1点差勝利を掴んでいる日本。試合後のテレビインタビューでMF原口元気は「(中2日で)体力的にも難しいゲームでしたし、苦しいゲームでしたけど、しっかり勝ち切れてよかった」と、準決勝進出に安堵した。

 前半はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に得点を取り消され、ベトナムに攻め込まれるシーンもあったが、スコアレスでハーフタイムへ。「前半はチームとしてもなかなか難しかった。でも、ハーフタイムに『このままで行こう』、『慌てずにしっかりやろう』と話し合ったので、後半も落ちついて、苦しい中でもチャンスは作れたと思う」。その後半にMF堂安律がVARによりPKを獲得。これを堂安自ら決めて、先制に成功した。

 終盤はベトナムに攻め込まれる時間が続いたが、守備陣は最後まで集中力を切らさず、体を張ってシャットアウト。後半33分にMF乾貴士と交代し、試合終了の瞬間をベンチで迎えた原口は「非常に集中していた。仲間を信じて安心して見ていた」と、守備陣の奮闘を称えた。

 28日の準決勝で中国対イランの勝者と対戦する。「非常に大変なゲームになると思う。勝てるようにしっかりやりたい」と意気込むと、「今大会も苦しいですし、次の準決勝も難しい試合になると思う。この大会を勝ち切ることでチームとしてすごく大きく成長できると思う」と前を見据えた。

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