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森保Jがミャンマーで再始動! 初日からスコール直撃&泥んこピッチも「想定内」

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フルメニューを消化した選手たちは泥だらけになりながらもミニゲームを行った

 日本代表は7日、カタールW杯アジア2次予選のミャンマー戦(10日・ヤンゴン)に向け、ヤンゴン市内でトレーニングを行った。23人全員が参加し、疲労度に合わせたメニューを消化。練習途中には約20分間、現地特有のスコールに襲われる場面もあったが、こうした経験も試合当日の糧にしていく構えだ。

 5日にカシマスタジアムでキリンチャレンジ杯・パラグアイ戦(○2-0)を終えた森保ジャパンは、6日夜にミャンマー入り。同日はトレーニングを行わず休養日に充て、7日に再始動を迎えた。練習前にはミャンマー日本人学校の子どもたちと記念撮影を行う一幕もあった。

 トレーニングにはパラグアイ戦を負傷欠場したGKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)を含む23人全員が参加。GKチームは冒頭から個別練習に入った一方、フィールドプレーヤーもランニングなどでウォーミングアップした後、パラグアイ戦の出場時間などに応じて二手に分かれた。

 パラグアイ戦で先発したDF吉田麻也(サウサンプトン)、DF冨安健洋(ボローニャ)、DF長友佑都(ガラタサライ)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF柴崎岳(デポルティボ)、MF橋本拳人(FC東京)、MF南野拓実(ザルツブルク)、FW大迫勇也(ブレーメン)は軽めのメニュー。後半45分間の出場だったDF植田直通(セルクル・ブルージュ)、MF久保建英(マジョルカ)もこっちに加わった。

 一方、前半45分間に出場したMF堂安律(PSV)、MF中島翔哉(ポルト)、後半45分間に出場したMF原口元気(ハノーファー)を含む10選手はフルメニューを消化。二手に分かれてすぐに風雨が直撃し、視界が限られる中でのトレーニングを強いられたが、GKを交えたハーフコートのミニゲームも行っていた。

 ぬかるんだピッチの影響で、泥だらけなったGK川島永嗣(ストラスブール)は「こういう環境の中で戦わないといけない。いろんなことを想定していかないといけない」と力強く指摘。MF遠藤航(シュツットガルト)も「そこは想定内だし、今日(スコールが)来てくれてよかった。そこはポジティブに考えながらやっていければ」と述べ、全体に動揺した様子は見られなかった。

 日本代表は9日まで、同じくヤンゴン市内で非公開トレーニングを実施。そして10日、カタールW杯アジア2次予選の初戦を迎え、ヤンゴンのトゥウンナ・スタジアムでミャンマー代表と対戦する。試合は日本時間午後9時20分にキックオフする。

(取材・文 竹内達也)
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