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長距離移動もストレスなし! 中島翔哉「飛行機では寝ているか、植田と話している」

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練習中にも笑顔を見せる日本代表MF中島翔哉(ポルト)

 日本代表MF中島翔哉(ポルト)は10日のカタールW杯アジア2次予選・モンゴル戦(○6-0)で、普段どおりの左サイドハーフで先発出場したが、試合途中からはトップ下の位置に移った。かつては本職としたものの、森保ジャパンでは珍しい起用。それでも背番号10は「役割が違うし、位置も違うけど左も真ん中も馴染みがあるので問題ない」と前向きに語った。

 10日夜にモンゴル戦を終え、12日未明にドゥシャンベ入りした日本代表。15日のタジキスタン戦に向けて始動したが、「恐ろしいくらいすぐ寝れる」という中島にとって長距離移動の負担はないという。「飛行機ではほとんど寝ているので。あと起きてる時はずっと植田(DF植田直通)と話していたのでストレスはない」と笑顔で話した。

 現状では15日に控えるタジキスタン戦の起用法は不透明だが、エースFW大迫勇也(ブレーメン)の不在により、FW南野拓実(ザルツブルク)の1トップ起用という選択肢もあるため、中島が今後再びトップ下で出場するオプションは十分に考えられる。その場合も「どの試合も良いところと悪いところを認識しながら成長していきたい」と考える中島に不安はなさそうだ。

 現在、日本と並んで予選2連勝中のタジキスタンだが、FIFAランキングは115位。格下と位置付けられるが、サッカーを楽しむことを大事にする中島にそうした意識はない。3日後に控える一戦に向け、「個人的に大事だと思うのでは自分のベストを出すこと。チームが勝つために自分がやりたいプレーをしたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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