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「自分はニューフェイス」8か月ぶりU-22選出の久保建英、五輪への「変わったことのない」気持ち

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U-22日本代表MF久保建英

 東京五輪に対しての思いは変わらない。U-22日本代表MF久保建英(マジョルカ)は、限られた18枠に入る競争を制すためにも、今回の活動でのアピールに燃えている。

 今年3月のAFC U-23選手権予選以来、約8か月ぶりにU-22日本代表に合流。その間は初選出されたA代表に定着し、コパ・アメリカやW杯アジア2次予選などを経験してきた。今回は「この活動だけに専念してもらう」と森保一監督が話したように、「現時点でのU-22代表のベストメンバー」という同代表に選出された。

 W杯を目指すA代表から東京五輪を目指すU-22日本代表へ。チームメイトは変わるが「知っている顔ばかり」とすんなり馴染み、システムが変わる可能性も高いが「臨機応変に対応できるのが自分の武器」と意に介さず。「今はU-22の選手としてここにいる。皆で切磋琢磨していきたい」と自身が置かれている環境で全力を尽くしていこうとしている。

「自分はニューフェイス」いう今回の招集。だからこそ、「いつもそうだけど、いつも以上にアピールが大事」と意気込みを示した。

「東京五輪に関しては枠が少ない中で、その枠を争っていくもの。その枠に入りたい気持ちが変わったことはない。今回の活動は東京五輪に向けてのメンバー選考の一環だと思う。気を引き締めてしっかりアピールをしないといけない」

 17日にU-22コロンビア戦が行われるエディオンスタジアム広島は、17年11月26日にJ1デビューを飾った地。「その時と比べると緊張感もなく、落ち着きもある」と、アピールと同時に2年間の成長をピッチ上で示したい。

(取材・文 折戸岳彦)
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