beacon

JFA田嶋会長「非常に大きな勝ち点1」PK失敗にもフォロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

JFAの田嶋幸三会長(写真は2020年1月のもの)

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が21日に行われた東京五輪女子サッカーの日本(なでしこジャパン)対カナダ戦(△1-1)の試合後、JFAを通じてコメントを発表し、「今日の勝ち点1は非常に大きな勝ち点1だった」と振り返った。

 日本はこの日、前半6分にカナダのエースFWクリスティン・シンクレアに先制点を献上し、後半9分にはFW田中美南がPKをストップされる苦境に陥ったが、同39分にFW岩渕真奈が同点ゴールを決めてなんとか勝ち点1をもぎ取った。他会場ではイギリスがチリを下したため、日本はカナダと並んでグループ2位。決勝トーナメント進出(各組2位以上と3位グループの成績上位2チーム)に向けて一歩前進した。

 田嶋会長は「強豪のカナダに対して勝ち点1を取れたことは非常に大きく1次リーグ突破につながるものだ。必ずしも調子が良かったわけではないように感じたが、良くない時にしっかりと勝ち点を取れるということはチームに力があるという証だと思う」とした上で「田中選手もPK失敗を引きずらず、素晴らしいプレーを見せてくれた」とフォロー。「イギリス戦も大変な試合になるが、試合までにコンディションを整えて1次リーグ突破に向けて戦って欲しい」と次節のイギリス戦に向けてエールを送った。

●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ

TOP