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「A代表は正直遠くない世界」“A代表戦士としてパリ五輪へ”行くためにも…小田裕太郎「結果にこだわる」

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 J屈指の猛者が集う中で磨いた「仕掛ける部分」でパリ五輪代表での地位を確固たるものにする。オンライン取材に応じたU-21日本代表MF小田裕太郎(神戸)はその上で、「代表選手だったり、上に行く選手は結果を出す選手。仕掛けるプラス結果を出せる選手にならないと」と息巻いた。

 現在20歳の小田だが、これまで世代別代表の常連で、19年にトップ昇格したヴィッセル神戸でも20シーズンに19試合に出場。昨季はリーグ3試合の出場にとどまったが、途中加入した日本代表FW大迫勇也や同FW武藤嘉紀ら日本のトップレベルを身近にか感じてきた。

 “大岩ジャパン”の始動となった今月3日からトレーニングキャンプには、クラブ事情が配慮されたためにメンバー外。ただし初対面となる大岩剛監督については「初めて会ったので何とも言えないけど、鹿島の時に優勝していたイメージがあるので、良い監督だと思います」と好印象を口にする。

 大岩監督は就任会見から常々、「パリ経由A代表ではない。A代表に在籍しながらパリに行くんだ」と選手には伝えていきたいと話している。小田もその考えを理解した上で「目標はパリじゃなくて、A代表に入ること」と意気込みを語る。

 その思いには確信もある様子。「日ごろから日本を代表する、そして世界的な選手がいる素晴らしい環境で練習できているので、A代表は正直遠くない世界だと思っている。代表は自分次第かなと思います」と力強く話した。

「(代表で)初めてやる選手もいるので、練習からコミュニケーションを取っていきたい。その上で自分の持ち味を出して、得点だったりといった結果にこだわりたい。Jリーグでは仕掛ける部分は出来ている。まだまだだとは思うけど、そこを試合で出すことにこだわっていきたいです」

 代表メンバーは今晩、ドバイカップが行われるUAEに向けて出国。23日に行うU-23クロアチア代表との初戦に備える。

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