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長友佑都は4度目のW杯へ…涙を浮かべ、くちびる震わせる「W杯への道をつなぐために、信念と覚悟で戦ってこれた」

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DF長友佑都 ※写真は過去のもの

[3.24 W杯最終予選 日本2-0オーストラリア シドニー]

 日本代表の7大会連続のW杯出場が決まった中で、DF長友佑都は4度目のW杯となる。フラッシュインタビューでは、涙で声を詰まらせながらも「震えるくらいうれしい」と胸中を語った。

 先発メンバーとして左サイドバックでプレー。途中交代まで走り切り、勝利につないだ。長友は「素直に嬉しいのとホッとしています」と涙目ながら語る。「日本がW杯に行けないなんてありえないと思いますし、W杯への道をつなぐために、信念と覚悟で戦ってこれた」。長年日本サッカーに貢献してきたその思いを吐き出した。

 チームの中ではベテランとして奮闘。そのプレーぶりに批判が集まることもあった。「3戦2敗から始まって絶体絶命の場所から、チームも個人もはいあがってきました。その中でも批判も受けました」と明かしつつ「多くの人に応援してもらって、支えてもらって、感謝しています」と持ち前の反骨心で逆境を跳ね返した。

 戦友で、中継の解説を務めた内田篤人からは、日々心掛けていることについての質問が飛ぶ。「一生懸命、目の前の練習と試合に100%臨むということだけ。自分は年齢的にもだめなら日本代表から外されますし、そういう立場だと思うので、一戦一戦、一日一日の練習から、集中して入っていました。それだけです」と語った。

 長友にとって、これからが再び戦いになる。今年の本大会まで、現メンバーに加えて新戦力の台頭もある。メンバー入りを目指す長友は「ここからがより一層厳しくなるかなと思っています」と競争を把握。「いい若手、いい選手もたくさんいますし、リーグからいいプレーしていかないと残っていけないと思う」と気を引き締めた。
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