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権田ではなくシュミットを起用した理由は…森保監督は連係ミスを擁護「私自身、反省」

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6月シリーズ2度目の先発となったGKシュミット・ダニエル

[6.14 キリン杯決勝 日本0-3チュニジア パナスタ]

 6月の4連戦で唯一、2度目の先発機会を与えられたGKはシュミット・ダニエルだった。W杯アジア最終予選で守護神を務め、6日のブラジル戦(●0-1)でも先発したGK権田修一ではなく、シュミットを起用した理由について森保一監督は「出場時間としては最終予選から権田が一番試合に出てきて、中心選手として活躍してくれていたが、チーム全体としてGK全体も底上げできるように起用した」と説明。2日のパラグアイ戦(○4-1)に続いてシュミットがゴールを守った。

「ダン(シュミット)とDFラインの連係、ダン自身のコンディションを見るにはチュニジアは良いチームであり、W杯を見据えたときにどういうプレーができるかを見たいと思っていた」。森保監督はそう期待を込めて起用したが、結果は3失点。1失点はPKだが、2失点目はDFとGKの連係ミスもあり、3失点目はミドルシュートを決められた。

 連係ミスについて森保監督は「GKに関しても選手を入れ替えながら毎試合やってきた。限られた選手でしか積み上げができずに連係のミスが出たというのは、私自身、反省しないといけない」と擁護。実戦の中でなかなか連係を深めることができていなかったシュミットをかばった。

(取材・文 西山紘平)

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