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新システム試用のなでしこJ、宮澤ひなたが語った手応えと課題「3枚の関わりの精度を高めていかないといけない」

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日本女子代表(なでしこジャパン)MF宮澤ひなた

[10.6 国際親善試合 日本 2-0 ナイジェリア ノエスタ]

 日本女子代表(なでしこジャパン)MF宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース)が、新システムの試用に手ごたえを語った。日本は6日にナイジェリア女子代表と対戦。池田太監督は、新たなオプションの追加を図り、同体制下初となる3-4-3のフォーメーションで試合に臨んだ。

 これまで同代表で、4-4-2のサイドハーフとしての起用が多かった宮澤は、ナイジェリア戦で前線3枚の右で先発出場。チームとしてトライした一戦で、個人としても手ごたえを感じているようだ。

「自チームでやってるようなポジションに立てるというのは、自分にとっても感覚は持ちやすい。相手の強度は違うけど、ちょっとした駆け引きや、どういうタイミングでボールを呼ぶか、ボールに関わるかは、すごいやりやすかった」

 そうした中で宮澤は、結果としてゴールが奪えなかったことに「1.5列目、トップ下みたいな感じではあるが、FWを越えてゴールへ向かうというのは、もっと増やしていかないといけない」と課題を語る。「裏に抜けるのか、足元で貰うのかで3枚の関わりをもっと精度を高めていかないといけない」と、前線3枚の動きの擦り合わせにも取り組んでいくつもりだ。

(取材・文 成田敏彬)

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