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三笘薫がW杯明けに大ブレイク…森保監督「薫のような選手がもっと出てきてほしい」

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日本代表森保一監督がMF三笘薫を称賛

 欧州視察中の日本代表森保一監督が8日、オンラインで報道陣の取材に応じ、プレミアリーグで飛躍を遂げるMF三笘薫(ブライトン)の姿に称賛を送った。今回の欧州視察は時間の関係によりドイツ周辺のみにとどまったが、映像を通じてスカウティングを続けているという。

 カタールW杯明けの三笘はプレミアリーグで全6試合に先発し、うち5試合で90分間フル出場。プレミアリーグで4ゴール、FAカップでもリバプール戦の決勝弾を含む1ゴール1アシストを記録するなど、現地でも大きな注目を浴びる活躍を見せている。

 森保監督はそうした三笘の活躍について「自分の良さも足りないところも全て(レベルが)上がっていると思う」と指摘。「攻撃の部分で得点を取る能力も上がっているし、得点チャンスを作り出すクオリティーも上がっている。何よりインテンシティ高く、攻撃も守備もチームに貢献できる部分、自分の良さと課題の部分、非常に整理して素晴らしい成長につなげている」と称賛を送った。

 その上で「もっともっとシーズンを通して、1シーズンではなく2シーズン、研究された中で出せるというのを積み上げてほしい」とさらなるレベルアップを要求。「W杯では途中出場で、五輪もそういう起用が多かったけど、先発でプレーできるだけの力があると思って見ている」と先発起用にも含みを持たせつつ、「薫のような選手が同じポジションで2人、3人、もっともっと出てきてほしい。先発としてもジョーカーとしても相手が嫌がる、チームの勝利につなげられるような選手に出てきてほしい」と他の選手に奮起にも期待を寄せていた。

(取材・文 竹内達也)
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