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ポルトガルで“激やせ”疑惑!? 真相明かしたMF相馬勇紀「体脂肪が5%くらい落ちて筋肉量も増えた」

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MF相馬勇紀(カサピア)

 カタールW杯以来の日本代表復帰を果たしたMF相馬勇紀(カサピア)が10日、千葉県内で行われた『MOVE FOR THE PLANET アスパス!ウォーキングフットボール』後に報道陣の取材に応じ、ポルトガル移籍後の半年間を「海外は初めてなので生活など色々なものが変わった中で、慣れていくという面では自分の中で成長を実感できた。パワーアップして帰ってこられたのかなと思う」と振り返った。

 W杯明けの1月に名古屋からカサピアに期限付き移籍し、公式戦全19試合に出場。加入2戦目のサンタクララ戦で1ゴール1アシストの活躍を見せると、2月中旬には先発に定着し、着実に試合経験を重ねていった。相馬にとって海外移籍は初の経験だが、ここまでは順調な手応えを感じているという。

「僕はずっとJリーグでプレーしていて、W杯や親善試合で海外の選手と試合をした時、足が伸びてくる長さとか、当たりの強さとか、プレッシャーの速さ、切り替えのインテンシティの高さがはJリーグと違ったので、苦戦する部分が今まではあった。でもまずはフィジカルを上げることもそうだし、切り替えのインテンシティをもっと速くするところなどいろいろなことを学べて、順応し始められているのかなと思う」

 今年4月にはクラブ公式インスタグラムで投稿された写真により、引き締まった顔まわりで“激やせ”説が浮上。相馬はすぐに「痩せたように見えるのはトレーニングで体脂肪が落ちたからです」と説明していたが、一部で大きな話題を呼んでいた。

 この日、相馬は報道陣に現状のコンディションを聞かれ、「体脂肪が5%くらい落ちて、筋肉量も増えている。チームで3週間に1回くらい筋肉量や脂肪を測るテストがあるので、それをモチベーションにして、脂肪が落ちて筋肉量が増えてというのがどんどん続いているので良いトレーニングができているかなと思う」とあらためて真相を明かした。

 体脂肪率は「いまは8%弱くらい」と相馬。「トレーニングをした時に順応させられるまでは身体が重いと感じることがあったけど、続ければ続けるほどどんどん体に馴染んでいって、いまはいいフィーリングでやれているし、ぶつかった時もブレずにできている」といい、フィジカルの変化がプレーにも好影響を及ぼしているようだ。

 12日に活動が始まる代表活動ではそうした変化も見せつける機会となる。「この間の2試合は勝つことができなかったので、まずは勝利を届けたい」と意気込む相馬は「僕がプレーしているポルトガルリーグは切り替えのところで、どんどん縦にパスして速く攻めることがすごく多いリーグなので、切り替えの部分で相手を上回って、しっかり仕留め切るところは仕留め切って、しっかり繋ぐところは繋いでというチームのことをやりながら、得点を取って勝ちたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)

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