beacon

代表での過去は気にしない久保建英「いまたぶん2点かな。まだ1点か」ここから量産へ「積極的にシュートを」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF久保建英

 日本代表のMF久保建英がキリンチャレンジカップ2試合に向けた合宿初日の12日、報道陣の取材に応じた。カタールW杯後初の活動となった3月シリーズは新型コロナウイルスの陰性確認が取れずに合流が遅れ、2試合目のコロンビア戦(●1-2)に途中出場したのみ。今回の活動に向けて「とりあえず検査で陰性だったので今回は最後まで帯同できる。しっかり代表のために頑張れればと思う」と冗談を交えながら意気込みを語った。

 日本代表は今回の6月シリーズでエルサルバドル、ペルーと対戦。海外組はシーズンオフということで、チームは合流初日の練習から強度を上げた練習メニューに取り組み、久保はサイドと中央のポジションを掛け持ちしながら切れ味の鋭い動きを見せていた。

 ソシエダで9ゴール4アシストを記録した好調は継続中。「出ればやれる自信はあるので前回と違って2試合とも出られる準備はしている」と万全のコンディションをアピールした久保は「のびのびプレーできているので、それをそのまま代表に持ち込めているのかなと思う」と充実感をのぞかせた。

 A代表ではここまで23試合1点と本領発揮には至っていないが、この日の取材対応では「いまたぶん2点かな。この代表で。まだ1点か」と本気で口にするなど、過去の結果にとらわれてはいない様子。「まだ1点なので追いつけ追い越せで、最後に僕が一番結果を残せていれば万々歳かなと思う。1点取れればあとはどんどん行けると思うので、積極的にシュートを打っていこうと思う」と晴れやかに意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)

TOP