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「なでしこ強すぎ」がトレンド入り、過去未勝利のスペインに大勝、池田太監督「自信に繋がる」

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[7.31 女子W杯グループC第3節 日本 4-0 スペイン ウェリントン]

 なでしこ強すぎ!そんなワードがSNSでトレンドに上がるほど完璧な勝利で、日本女子代表(なでしこジャパン)が、グループステージの1位通過を決めた。

 相手は通算1分3敗と、これまでの先輩たちが一度も勝ったことがなかったスペイン。序盤は2年連続して最優秀選手賞の女子バロンドールを受賞したMFアレクシア・プテリャスを擁する相手に押し込まれる展開になる。

 ただ前半風上に立った日本は確実に得点を重ねていく。前半に生まれたMF宮澤ひなたの2発とFW植木理子のゴールはすべて、カウンターから生まれたものだった。

 池田太監督も会心の勝利を満足げに振り返る。「ノックアウトステージが決まったチーム同士の対戦だったので、相手がどういう風に来るかをみていた。粘り強く守備が出来たことはあったが、上手くカウンターを使えたことがよかった」と充実の表情で話した。

 3連勝でC組1位通過を決めたことで、決勝トーナメント1回戦は8月5日、A組を2位で通過したノルウェーとの対戦に決まった。「ノックアウトステージは決まっていたけど、繋がるようなゲームをしようと話していた。そうなって素晴らしい」と話した指揮官は、「選手たちも粘ってこういう戦い方が出来たことは自信に繋がると思う。厳しい戦いになるので、しっかりと準備したい」と次なる戦いを見据えた。
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