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快進撃続けるなでしこジャパンを米メディアが分析「優勝候補の一角にふさわしい」

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2大会ぶりとなる準々決勝進出を決めたなでしこジャパン

 日本女子代表が女子ワールドカップで快進撃を続けている。次戦はアメリカ対スウェーデンの勝者と激突。そうした中、アメリカ『ESPN』がなでしこジャパンの戦いぶりを分析した。

 5日に決勝トーナメント1回戦でノルウェー女子代表と対戦した日本は、立ち上がりから攻勢を強めると、前半15分にMF宮澤ひなたのクロスボールから相手のオウンゴールを誘い先制。その後、前半のうちに同点とされたが、後半5分にDF清水梨紗の得点で勝ち越すと、同36分に宮澤が加点し、3-1で勝利した。

 ノルウェー戦で喫した同点ゴールは、なでしこジャパンにとって今大会初となる失点。それでも、米メディアは「日本は慌てるどころか、ボールを支配し、相手を走らせ、日本らしく戦い続けた」と評価。その後、再びリードを掴んだ、なでしこジャパンの戦い方についても言及した。

「リードを奪ってからも、彼女たちのルーティンは変わらなかった。日本からはより慎重になりたい、守備的になりたいという考えが見られなかった。試合終盤になり、ノルウェーが猛攻を仕掛けると、日本はスペイン戦で非常に上手くいったプランBに戻り、カウンターを叩き込んでベスト8進出を確定させた」

 米メディアは、大会を戦いながら成長するなでしこジャパンを「優勝候補の一角にふさわしい」とし、「準々決勝の相手はアメリカかスウェーデンで、日本にとっては決して楽な戦いではないが、素晴らしいパフォーマンスを再び披露すれば、彼女たちを超えるものは何もないと信じるだけの十分な理由がある」と日本の強さを強調している。

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