9月の国際親善試合2試合に臨む日本代表メンバーに所属先のソシエダでトレーニングから離脱しているMF久保建英が招集された。森保一監督は31日の記者会見で、代表戦の出場には問題ない見通しを示した。

　今季のラ・リーガ開幕から3試合連続でリーグ公式のMVP・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれていた久保だが、28日から3日連続でトレーニングを欠席中。現地では右大腿四頭筋に違和感があるとも報じられており、9月2日のグラナダ戦の出場が危ぶまれていた。

　それでもこの日、発表された日本代表のメンバーリストには久保の名前も入っていた。森保監督は「レアル・ソシエダのメディカルスタッフとも連絡をとっている中、代表戦ということに関してはプレーするのは問題ないという報告を受けているので招集した」と説明。その上で「人間の体なので、今週末の試合や代表戦に向けて、怪我の状態、コンディションが良くなければまた判断していこうと思う」と配慮を示した。

(取材・文　竹内達也)

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