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孤軍奮闘続く久保建英、途中交代でも3戦連続MOM受賞! ソシエダは開幕3戦連続ドロー

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MF久保建英

[8.25 ラ・リーガ第3節 ラス・パルマス 0-0 ソシエダ]

 ラ・リーガは26日、第3節を行い、MF久保建英所属のソシエダは昇格組のラス・パルマスと0-0で引き分けた。ソシエダは開幕節から3試合連続のドロー。右ウイングで先発出場した久保は大半の決定機に絡み、孤軍奮闘のまま後半30分に途中交代となったが、3試合連続でリーグ公式のMVPオブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。

 ソシエダは開幕節から2試合連続のドローと厳しいチーム状態。先発出場の続く久保は開幕節でゴール、第2節でアシストを記録し、2試合連続のMVPオブ・ザ・マッチに輝くなど孤軍奮闘中だが、今季初勝利をかけて敵地に乗り込んだ。

 しかし、この日は序盤からラス・パルマスが一方的に主導権を保持し、左サイドで躍動感を見せるFWサンドロ・ラミレスを中心に攻撃を展開。一方のソシエダは激しいプレッシングと鋭いパスワークに苦しむばかりで、ほとんどボールを前進させることができなかった。

 その中でも異彩を放っていたのが久保だった。前半33分、右サイドでパスを受けた久保は鋭いカットインからようやくファーストシュート。これは枠を捉えられなかったが、同45分にも果敢なドリブルでDFセルジ・カルドナのファウルを誘い、前半のうちにマッチアップ相手にイエローカードを出させた。

 0-0で迎えた後半開始時、ソシエダは精彩を欠いたFWカルロス・フェルナンデスとMFアンデル・バレネチェアに代わってFWウマル・サディクとFWミケル・オヤルサバルを投入。戦況を変えようと試みた。

 するとソシエダは徐々に攻撃で前に出られるようになり、後半10分にビッグチャンス。右サイドをえぐった久保のクロスに反応したオヤルサバルのシュートは相手に阻まれたが、二次攻撃から相手のバックパスミスを誘い、これを拾った久保が左足一閃。うまくミートせずに枠を外れたが、前半には見られなかった分厚い攻撃が見られた。

 なおも攻めるソシエダは後半29分、久保が再び右サイドでボールを受けると、中に持ち出してのクロスからMFマルティン・スビメンディがヘディングシュート。久保は2試合連続のアシストかと思われたが、これはGKアルバロ・バジェスのスーパーセーブに阻まれた。直後、久保はFWモハメド・アリ・チョーとの交代でピッチを退いた。

 その後は再びラス・パルマスが優勢に転じ、後半38分にはMFエンツォ・ロイオディスが強烈なミドルシュートを放つも、ソシエダGKアレックス・レミロが止めたボールがクロスバーに直撃。頼れる守護神は同40分にもファインセーブを見せ、ソシエダは勝ち点1をなんとかもぎ取った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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