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森保監督がカナダ戦前日会見「基本は4-1-4-1」三笘不在の左ウイングは「まずは中村敬斗が候補」

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MF中村敬斗(スタッド・ランス)が先発へ

 日本代表森保一監督が12日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH・カナダ戦(13日、デンカS)の前日会見に出席し、4-1-4-1のシステムをベースに試合に臨む方針を明らかにした。第2次森保ジャパンでは6月シリーズの2試合で4-1-4-1、3月と9月の両シリーズの4試合で4-2-3-1の布陣を採用していた。

 森保監督はカナダ戦に向けて「4-2-3-1か4-1-4-1で思っている」といったんは述べたが、「基本は4-1-4-1でスタートかなと思っている」と明言。「システムの話をさせていただくと、自分たちがやるべきことはもちろんだが、相手のこともある。相手の分析をした場合、監督が変わって初戦なのでどう戦ってくるかわからない」とカナダの情報を伝えた上で、「相手との噛み合わせを考えて(4-2-3-1と4-1-4-1の)両方使えるようにしたい。またこれまでやってきたとおり、3バックも含めて状況に応じて試合を進められるようにできれば」と意向を述べた。

 また今回の活動では第2次森保ジャパン発足から左サイドのレギュラーを担ってきたMF三笘薫(ブライトン)が不在の中、森保監督は「今回の負傷者、コンディション不良の選手で、ポジション的にウインガーがほとんど招集できなかったり、離脱になってしまった事実がある中で、中村敬斗がまずは候補かなと思っている」と明言。「最終的には今日の練習を見て決めたいが、候補としては言えるのかなと思っている」と9月のトルコ戦に続いての中村の先発起用に前向きな姿勢を示した。

(取材・文 竹内達也)
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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