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堂安律は親知らずの治療、鎌田大地は膝の状態を確認し代表復帰

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日本代表に復帰したMF堂安律(左)とMF鎌田大地

 日本サッカー協会(JFA)は8日、北中米ワールドカップアジア2次予選に臨む日本代表メンバー26人を発表し、MF鎌田大地(ラツィオ)、MF堂安律(フライブルク)、MF相馬勇紀(カサピア)が復帰した。

 10月の代表活動では「コンディション不良」を理由に鎌田、堂安の招集を見送った森保一監督は「コンディションが戻ってきた」と招集を決断。「コミュニケーションを取りながら、ケガの再発リスクがないかも確認して招集した」として、それぞれの状況について詳細に説明した。

 森保監督によると、堂安はリーグ戦が中断した前回の代表活動期間中に親知らずの治療を行ったとのこと。「本人にとっても継続して試合に出ることが可能になったし、所属チームにとってもリスクが軽減されたと言えると思う」と指摘した。

 鎌田に関しては「膝に痛みがあって、リーグ戦とチャンピオンズリーグの連戦の中、代表に招集することがケガを悪化させる可能性が高い」と判断し、前回は招集を見送った。その後もベンチスタートが続いていたが、7日のUEFAチャンピオンズリーグ・フェイエノールト戦に先発出場。「膝の状態は良くなった。プレーもチェックしたうえで招集した」と説明した。

 また、直近の公式戦4試合連続で先発している相馬にも「所属チームで3-4-3の両ウイングでプレーしている。よりゴールに仕掛けていくところと、上下動して攻守に関わる部分も確認できて招集した」と言及。ウイング候補のMF中村敬斗、MF旗手怜央が負傷で選外となったこともあり、6月以来の代表復帰となった。

(取材・文 西山紘平)
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西山紘平
Text by 西山紘平

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