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東京五輪世代のキャプテン中山雄太がA代表でキャプテンマーク「責任感をより一層感じた」

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ゲームキャプテンを務めた日本代表DF中山雄太

[11.16 W杯2次予選第1節 日本 5-0 ミャンマー パナスタ]

 北中米W杯アジア2次予選の開幕戦でキャプテンマークを任された。チームキャプテンのMF遠藤航がベンチスタートとなったこともあり、ゲームキャプテンを務めた日本代表DF中山雄太(ハダースフィールド)は「年代別代表では巻いたこともあったけど、今日はA代表で、責任感をより一層感じたし、うれしかった」と微笑んだ。

 もともと東京五輪世代ではチームキャプテンを務めていた中山。五輪本大会ではオーバーエイジのDF吉田麻也がキャプテンとなったが、左腕のキャプテンマークも板に付いていた。これで右アキレス腱断裂の重傷から戻ってきた10月シリーズに続いて左サイドバックで3試合連続の先発出場。この日はMF相馬勇紀と縦関係を組んだ。

「彼自身、一人ではがせる選手なので、行かせる部分もあったし、カットインもストロングなので、カットインしてもらえるようなランニングも意識した」。相馬がワイドに開く分、中山が中に絞ってボランチの横にポジションを取るシーンも目立った。

 連係面はスムーズで左サイドから再三チャンスをつくったが、得点には結びつかず。「左からの得点の形が結果として表れなかった。そこは(相馬とも)話したけど、結果として出せたら良かった」と悔しそうだった。

(取材・文 西山紘平)
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西山紘平
Text by 西山紘平

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