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谷川萌々子&古賀塔子がなでしこJ初選出! 指揮官も“新星”に期待「どういったプレーを見せてくれるか…」

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左から池田太監督、MF谷川萌々子、DF古賀塔子

 24日、ブラジル遠征に向けて日本女子代表(なでしこジャパン)のメンバーが発表された。今回、MF谷川萌々子とDF古賀塔子(以上、JFAアカデミー福島U-18)が初選出。池田太監督は「どういったプレーを見せてくれるか、チーム力を上げることができるかを試せるチャンス」と期待を口にしている。

 今夏行われた女子W杯など、これまでもなでしこジャパンの活動に帯同してきた2人。指揮官は「トレーニングパートナーとしてワールドカップ等に参戦していたということや彼女たちの日頃のパフォーマンスもそうだし、アジア競技大会での存在感あるプレーなど」から総合的に考えて選出を決めたという。

 谷川については、「中盤の中央のところをイメージしているが、彼女の持っている展開力や攻守にわたっての強さ、巧さといった特徴を見せてくれれば」と試合構築を担う活躍を期待。古賀については、「ディフェンスの真ん中もサイドもできるし、彼女の持つフィジカルというストロングもある。アジア競技大会でも対人の強さで素晴らしいものを見せてくれた」とし、ブラジルとの対戦でその力を試すようだ。

 なでしこジャパンは、30日と11月3日にブラジル女子代表と対戦する。最新のFIFAランキングは日本の8位に対し、ブラジルは9位。今年の2月に行われたシービリーブス杯では0-1で敗れている。新たな若い力が、なでしこジャパンにどんな化学反応を起こすか。

(取材・文 成田敏彬)
成田敏彬
Text by 成田敏彬

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