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古賀塔子&谷川萌々子がデビュー! なでしこJは終盤2発で追い付くも後半AT7分に被弾…ブラジルとの打ち合いに敗れる

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[11.30 国際親善試合 日本 3-4 ブラジル Neo Quimica Arena]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は30日、国際親善試合でブラジル女子代表と対戦した。試合はブラジル・サンパウロのNeo Quimica Arenaで開催。3-4で敗れた。

 来年2月に控えるパリ五輪アジア最終予選に向けて、さらなる強化を目指すなでしこジャパン。池田太監督はこのテストマッチに4ー3ー3のフォーメーションを採用した。

 ゴールマウスにはGK平尾知佳が立ち、4バックは左からMF遠藤純、DF南萌華、DF古賀塔子、DF清水梨紗。中盤の底にMF熊谷紗希が入り、その前にMF長野風花長谷川唯が並んだ。左のウイングにMF宮澤ひなた、右にMF藤野あおば。先頭はFW植木理子が任された。

 試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。日本は最終ラインから組み立てを図ると、センターバックのパス交換で出しどころをうかがい、そこにサイドバックと中盤の3枚が絡む。最前線の植木をターゲットにしつつ、両ウイングの宮澤、藤野の“個人技”も活かして相手ゴールに迫った。

 前半9分には、植木が鋭い動き出しでボールを引き出すも宮澤のスルーパスにはあと一歩届かない。セカンドボールを拾って最後は長谷川が遠めから狙ったが、左足のシュートはゴール左に逸れていった。

 日本は前線のところで収まりが悪くなり、また中盤のところでボールロストが目立つようになると、徐々に攻め込まれる時間帯が続いた。ブラジルは先頭のFWガビ・ヌネスにボールを当てて、そこにFWベアトリス・ジョアンとMFガビ・ポルティーリョが上手く関わっていき、シュートまで持ち込んだ。

 日本は前半26分、右サイドでボールを受けた植木がタメを作って味方のヘルプを待つ。アンダーラップで駆け上がってきた長谷川がパスを受けてペナルティエリア内に侵入。右足であげたクロスに遠藤が飛び込んだが、シュートはミートしなかった。

 ブラジルの攻撃で徐々に自陣でのプレー時間が多くなったの日本。それでも、平尾を中心に守備陣が最後のところで決定的なシーンを作らせない。なでしこジャパンデビューとなった17歳の古賀も落ち着いたプレーと球際の強さを見せて、マッチアップした相手に仕事をさせなかった。

 すると、日本が先にスコアを動かす。前半38分、遠藤のスルーパスで左サイドを抜け出した宮澤がマイナス気味に転がすと、ボールはペナルティエリア内右の長谷川の元へ。折り返しを藤野がフィニッシュ。シュートはクロスバーに当たり、ゴールに吸い込まれた。

 リードを手にした日本だが、すぐさま試合を振り出しに戻される。ブラジルは前半40分、ペナルティエリア手前右でフリーキックを得ると、キッカーはB・ジョアン。左足から放たれた鋭いシュートがゴール右隅に決まり、同点とした。

 試合は1-1のまま前半を折り返すと、両チームはハーフタイムで選手交代を行った。日本は古賀、藤野に代えてDF石川璃音、MF清家貴子を投入。ブラジルは3枚替えでMFマリア・エドゥアルダ・フェレイラ、MFルアナ、FWプリシラ・フローがピッチに入った。

 勝ち越しゴールを目指す日本は、後半立ち上がりから攻勢に転じた。前半同様に植木を狙った攻撃で縦に幅を持たせると、2列目の前に空いたスペースで長谷川がボールを握ってチャンスメーク。途中出場の清家も右サイドから果敢に攻め立てた。

 後半は敵陣でボールを触る時間帯が増えた日本だったが、後半16分にミスから失点。ハーフウェーライン付近で熊谷のバックパスが弱くなったところをG・ポルティーリョに突かれてそのまま持ち込まれ、シュートを決められた。さらにブラジルは同18分に追加点。こちらも日本の連係ミスで、南から熊谷に出したパスをB・ジョアンに突かれて、ゴールネットを揺らされた。

 2点を追う日本は後半23分に2枚替え。熊谷、植木を下げてMF谷川萌々子、FW田中美南をピッチへ送り込んだ。18歳の谷川は今回なでしこジャパン初招集。古賀とともにデビューとなった。同26分には、田中がミドルシュートでゴールを狙うも、こちらはGKレティシア・イジドロの正面。難なく処理された。

 日本は後半35分、左サイドから攻撃を仕掛けると、田中のパスを受けた途中出場のMF中嶋淑乃が積極的に右足を振る。カットインから放ったシュートはクロスバーに直撃。反撃弾とはならなかった。

 それでも日本は後半39分に谷川がボックス内で倒されてペナルティキックを獲得。このPKを遠藤がゴール右上に決めて1点差に詰め寄った。さらに日本は同42分、右サイド清水のクロスを田中が滑り込みながら決めて同点。終盤に追いついた。

 このまま引き分けかと思われた試合だが、後半アディショナルタイム7分にブラジルのP・フローが勝ち越しゴール。日本は3-4で敗れた。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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