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森保Jが完全非公開でアジア杯前最後の練習試合!! ウォームアップに13選手登場、板倉・佐野・細谷ら先発か

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報道陣に公開されたウォーミングアップ

 アジアカップを控える日本代表は9日午後、カタール・ドーハでヨルダン代表と完全非公開のトレーニングマッチを行う。ウォーミングアップの冒頭10分間が報道陣に公開され、アジア杯メンバー13人とトレーニングパートナー4人の計17選手がピッチに出て身体を動かした。

 ピッチに姿を見せたのはGK鈴木彩艶(シントトロイデン)、GK野澤大志ブランドン(FC東京)、DF谷口彰悟(アルラーヤン)、DF板倉滉(ボルシアMG)、DF中山雄太(ハダースフィールド)、DF菅原由勢(AZ)、MF遠藤航(リバプール)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF南野拓実(モナコ)、MF守田英正(スポルティング)、MF佐野海舟(鹿島)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)、FW細谷真大(柏)の13人。トレーニングパートナーのGK中村圭佑(静岡学園高→東京V)、DF市原吏音(大宮)、DF本間ジャスティン(神戸)、FW貴田遼河(名古屋)も練習に加わった。

 ピッチに登場した選手がヨルダン戦の先発に入ると予想され、負傷明けで実戦復帰となる板倉、体調不良で7日の練習参加を回避した中山のコンディション確認が行われる模様。またA代表では経験の浅い佐野、細谷がアジア杯に向けてテストされるようだ。MF堂安律(フライブルク)もピッチには姿を見せたが、ウォーミングアップには加わらなかった。

 他の選手は室内施設で待機しているとみられ、途中出場を見据えてウォーミングアップを行う様子。一方、左足首を負傷中のMF三笘薫(ブライトン)、左太ももを負傷中のMF久保建英(ソシエダ)、左足ふくらはぎの負傷明けで別メニュー調整していたDF冨安健洋(アーセナル)の姿はなく、トレーニングマッチには出場せずに慎重な調整を続けるとみられる。

 日本代表は14日にグループリーグ初戦・ベトナム戦を控える中、これが大会前最後の実戦機会。試合を想定した戦術のテストに加えて、試合間隔の空いた選手のコンディション調整、カップ戦仕様のオプション起用など、さまざまなテーマで最終確認が行われそうだ。試合後には日本サッカー協会(JFA)を通じ、結果とスコアが公表される予定となっている。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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