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2列目は“リーグアントリオ”が先発か、南野拓実は両翼2人に「相手にいたら脅威」「このチームでもズバ抜けている」

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日本代表MF南野拓実

 “リーグアントリオ”が2列目に並ぶことになりそうだ。14日のアジア杯初戦でベトナム代表と対戦する日本代表は、9日に非公開で行ったヨルダン代表との練習試合の先発メンバーがベースになると見られ、4-2-3-1のトップ下ではMF南野拓実(モナコ)の先発が濃厚だ。

 サイドハーフは右にMF伊東純也、左にMF中村敬斗というスタッド・ランスの両翼になりそうで、フランス・リーグアンでプレーする3人がそろって先発する可能性が高まっている。

 中村は第2次森保ジャパン初陣の昨年3月にA代表に初招集されたが、当時は南野が代表から離れており、伊東も含めた3人がそろって招集されたのは昨年10月が初めて。3人が同時にピッチに立ったのも昨年10月13日のカナダ戦(○4-1)しかない。

 3人全員が先発したカナダ戦は4-1-4-1のシステムでスタートしており、南野は右インサイドハーフでの出場。4-2-3-1での“共演”となると、今回が初めてだが、南野は「だれが入ってもいいコンビネーションを見せられるようにやっている」と力を込める。

 南野はカナダ戦について「(中村)敬斗とは初めての試合だったけど、シュートの上手さやポジショニング、技術の高さを感じた」と振り返る。カナダ戦直前のリーグ戦でスタッド・ランスと対戦していたこともあり、「相手にいたら脅威だなと思ったけど、頼もしい選手」と率直に語った。

 伊東については「(伊東)純也くんは言わなくても分かると思うけど、このチームでも一つズバ抜けて攻撃を引っ張る選手」と指摘。「その中で自分の良さを出しつつ、だれが入ってもいい融合を高いレベルで見せられていると思う」と、チームとしての仕上がりに自信を見せた。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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