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堂安がシルバーヘアで登場!! 菅原・中山は大胆ツーブロック、オフ明けの森保J戦士が装い新たに決勝Tへ

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MF堂安律(フライブルク)

 アジアカップを戦う日本代表が29日、カタール・ドーハの練習施設でトレーニングを行った。冒頭約40分間が報道陣に公開され、左手首負傷で一部別メニューのGK野澤大志ブランドン(FC東京)を含む26人全員が参加。オフ明けの練習日とあり、これまで金髪だったMF堂安律(フライブルク)が銀髪で登場するなど、ヘアスタイルを変えた選手の姿も多く見られた。

 チームは24日にグループリーグ最終節インドネシア戦(○3-1)を終えた後、25日はオフを取り、26日から決勝トーナメント1回戦バーレーン戦(31日)に向けた調整をスタート。2日間にわたってピッチを上げてトレーニングし、28日もオフを取った。まずは目の前のバーレーン戦に照準を合わせつつも、勝ち上がれば準々決勝まで中2日、準決勝まで中3日、決勝まで中2日という厳しい連戦が続くことを見据え、慎重なコンディション調整を続けている。

 そうした中、選手たちは前日28日のオフで装いを新たにしていた。日頃から欧州で戦う選手たちのヘアカットを担当する美容師がドーハ入りし、選手のカットやカラーを行う中、大会中にカラーチェンジを予告していた堂安はシルバーヘアで登場。GK前川黛也(神戸)、DF中山雄太(ハダースフィールド)、DF菅原由勢(AZ)はサイドを大胆に刈り上げるツーブロックを施した。

 またこれまでボリュームのあるパーマヘアがトレードマークだったMF旗手怜央(セルティック)もすっきりとしたスタイルに変わり、メッシュヘアが輝くMF守田英正(スポルティング)、DF冨安健洋(アーセナル)、MF久保建英(ソシエダ)にも小さな変化が。練習場には爽やかな光景が広がっており、ムードを一新して決勝トーナメント初戦に臨む構えだ。

 選手たちはこの日、ランニングやボール回し、対面の長短キックでウォーミングアップを行った後、左右からのクロス・シュート練習を実施。FW前田大然(セルティック)は両サイドからのクロスを担当したほか、冨安が右サイドバックに入るなど、複数ポジションを担った選手もいた。最後はMF三笘薫(ブライトン)が完璧な右足アウトサイドシュートでニアポスト脇を打ち抜き、良い形で公開セッションを終えた。

シルバーヘアで登場したMF堂安律(フライブルク)

DF中山雄太(ハダースフィールド)はツーブロック

DF菅原由勢(AZ)も大胆な刈り上げ

MF久保建英(ソシエダ)は襟足をすっきりさせていた

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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