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二転三転の伊東離脱決定も森保J、24人で活気落とさずイラン戦前日練習

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前日練習を行った日本代表

 アジアカップを戦う日本代表は2日、カタール・ドーハの練習施設で準々決勝イラン戦の前日練習を行った。冒頭15分間が報道陣に公開され、同日にあらためてチーム離脱が発表されたMF伊東純也(スタッド・ランス)、右ふくらはぎ肉離れと診断されたMF旗手怜央(セルティック)を除く24人が参加した。

 同日午後、東京で行われた記者会見では日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が伊東の離脱を発表。決勝トーナメント1回戦バーレーン戦が行われた1月31日の週刊誌報道を受け、1日午後にチーム離脱が発表された後、同日夜にJFA山本昌邦ナショナルチームダイレクターが撤回の意向を明かしていたが、正式に離脱が決まった。

 カタール・ドーハでの前日練習は記者会見の後に始まった。森保一監督と24選手は1分弱の短い円陣を組んだ後、ウォーミングアップを実施。ボール回しでは普段どおりの笑顔と活気が見られ、二転三転の離脱決定による動揺は感じさせなかった。

 バーレーン戦からイラン戦にかけては中2日という過密連戦で、その間にはピッチ外の騒動で混乱を強いられる形となったが、選手たちは目の前の一戦に集中し、大会を勝ち抜いていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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