[2.3 アジア杯準々決勝 日本 1-2 イラン エデュケーション]

　アジアの頂きにはたどり着けなかった。アジア杯準々決勝でイランに1-2で敗れた日本代表の森保一監督は「本当に残念に思います」と試合後のフラッシュインタビューで唇を噛んだ。

　イラン戦では前半28分にMF守田英正のゴールで先制しながらも、後半10分に追い付かれると、45+6分にはPKを献上。MFアリレザ・ジャハンバフシュに蹴り込まれ、1-2の逆転負けを喫してベスト8敗退となった。

　決勝トーナメント1回戦バーレーン戦から中2日で行われた一戦。「選手もスタッフも2日間良い準備をしてくれていたので、監督として、皆の努力を結果に結び付けられなかったのは本当に残念に思います」と語るとともに、特にイランに押し込まれた後半に修正を施せなかったことを悔やんだ。

「相手がパワーで押し込んできた時にどう回避するかは、さらに個のレベルを上げた上で、今日の試合は、私自身が交代カードをうまく切れなかったのが敗因だと思う」

　アジアカップでの戦いは終わりを迎えたが、新たな戦いがすぐに始まる。3月の北中米W杯アジア2次予選に向け、「これからW杯に向けてアジア予選を勝ち抜く力をつけるということ、そして世界一という大きな目標に向かって、一つひとつ頑張っていきたい」と顔を前へと向けた。

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