なでしこジャパンは“運命の一戦”へ…10番MF長野風花「アグレッシブにプレーしていきたい」
2大会連続6回目のオリンピック出場が懸かった運命の一戦。日本女子代表(なでしこジャパン)の10番MF長野風花(リバプール)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との第2戦に向けて「アグレッシブにプレーしていきたい」と気を引き締めた。
24日にサウジアラビアで行われた第1戦は、5バックを敷き、守備的に入ってきた北朝鮮に苦戦した。最終ライン、中盤のところでボールを握るも、先頭のFW田中美南(I神戸)にパスが入らない。相手の守備網に引っ掛かり、逆にカウンター攻撃を食らった。
「美南さんになかなかボールが入らないというのが問題だった。守備の面でも距離感があまり良くなくて、相手に繋がれてしまったり、相手に前向きで良い形でプレーをさせてしまった。攻守において、距離感のところは全く納得のいくような感じではなかった」
「(北朝鮮は、)はっきりと迷いなくプレーをしていたというのがすごく印象的。逆に私たちの方はいつもと違う感じで、なかなか解決策を見つけ出せなかった」
ただ、攻守で苦しんだ中でも無失点で終えたことは第2戦を戦う上でポジティブな点。長野は「いろいろな要因があった中で、やはり失点をしなかったというのは一番大きかった」と前向きに捉える。「チームで話し合っていろいろと修正をした」とし、北朝鮮をたたく準備は万端だ。
(取材・文 成田敏彬)
24日にサウジアラビアで行われた第1戦は、5バックを敷き、守備的に入ってきた北朝鮮に苦戦した。最終ライン、中盤のところでボールを握るも、先頭のFW田中美南(I神戸)にパスが入らない。相手の守備網に引っ掛かり、逆にカウンター攻撃を食らった。
「美南さんになかなかボールが入らないというのが問題だった。守備の面でも距離感があまり良くなくて、相手に繋がれてしまったり、相手に前向きで良い形でプレーをさせてしまった。攻守において、距離感のところは全く納得のいくような感じではなかった」
「(北朝鮮は、)はっきりと迷いなくプレーをしていたというのがすごく印象的。逆に私たちの方はいつもと違う感じで、なかなか解決策を見つけ出せなかった」
ただ、攻守で苦しんだ中でも無失点で終えたことは第2戦を戦う上でポジティブな点。長野は「いろいろな要因があった中で、やはり失点をしなかったというのは一番大きかった」と前向きに捉える。「チームで話し合っていろいろと修正をした」とし、北朝鮮をたたく準備は万端だ。
(取材・文 成田敏彬)