パリオリンピック女子サッカーの組み合わせ抽選会が20日にパリで実施され、日本女子代表(なでしこジャパン)はW杯女王スペイン、ブラジル、アフリカ最終予選1位通過国(ナイジェリアまたは南アフリカ)と同居するグループCに入った。

　大会は7月25日から8月10日にかけて開催される。参加12チームは4チームずつ3つのグループに分かれ、各グループの上位2チームと3位の成績上位2チームが決勝トーナメントに進出。以降は準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝が行われる。

　なでしこジャパンは7月25日のグループC初戦でスペインと対決。28日の第2戦でブラジル、31日の第3戦でアフリカ最終予選1位通過国と戦う。

　池田太監督は日本サッカー協会(JFA)を通じ、「対戦国が決まり、戦いをイメージしてポジティブな緊張を改めて感じています。12チームという限られた出場国で開催されるオリンピックでは、どのチームとの対戦も常にタフな試合になります。初戦のスペインはワールドカップチャンピオンであり対戦が楽しみです。ブラジルは昨年の国際親善試合で高い個の技術と勝利への執念に苦しめられました。アフリカ勢も昨年のワールドカップでは3チームがラウンド16に進出するなど、勢いのあるチームが多いです。ここからまたひとつ、準備が進んでいきます。大会までの残り約4ヶ月、常にオリンピックを意識してチームとしての積み上げを続けていきます」とコメントした。

以下、組み合わせ抽選結果

[グループA]
フランス
コロンビア
カナダ
ニュージーランド

[グループB]
アメリカ
アフリカ予選2位通過国(ザンビアまたはモロッコ)
ドイツ
オーストラリア

[グループC]
スペイン
日本
アフリカ予選1位通過国(ナイジェリアまたは南アフリカ)
ブラジル