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45歳3か月1日、キングカズがJ最年長ゴール記録を更新「経験で決めました」

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[5.27 J2第16節 鳥取2-5横浜FC とりスタ]

 横浜FCのFW三浦知良が27日に行われた鳥取戦で5-2に突き放すゴールを決めた。45歳3か月1日での得点はJ史上最年長得点記録。540日ぶりとなる自身通算155得点目を決めると、自身の持つ43歳9か月8日の記録を更新した。

「謙介(佐藤)から一番ベストな形でボールがきたので。トラップがいいところにきて、あとは経験で決めました」。試合後に"キングカズ"は笑顔で得点シーンを振り返った。

 後半31分からピッチへ送られると、2-4で迎えた後半35分にメモリアルゴールが生まれた。MF佐藤謙介の縦パスにPA右へ抜け出すとDFとぶつかりながらもドリブルで前進。体勢を崩しながらも、GK小針清允の股間を抜く技ありシュートを右足で流し込んだ。もちろん得点後にはカズダンスも披露。チームメイトと喜びを分かち合った。

「4-2の場面だったが押し込まれていて、監督からはチームを引き締めてくれと言われた。必ずチャンスはくると思った」。45歳の大ベテランは淡々と話した。昨季は93年のJ初年度から続けている連続ゴール記録を更新することはできず。無得点でシーズンを終えていた。しかし、45歳の"大台"で迎えた2012シーズン、43歳9か月8日で迎えた2010年12月4日の大分戦で自身が決めた記録を大幅に塗り替えてみせた。

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