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千葉が8戦負けなしの大分に完封勝利、破竹の6連勝

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[5.27 J2第16節 大分0-2千葉 大銀ド]

 J2の第16節が27日に各地で行われた。5連勝中の3位ジェフユナイテッド千葉は敵地で8戦無敗(4勝4分)の大分トリニータと対戦し、2-0で勝利した。千葉は破竹の6連勝で勝ち点を33に伸ばした。一方の大分は4月8日の甲府戦(0-1)以来、9試合ぶりの黒星を喫した。

 好調なチーム同士の一戦。先制点を奪ったのは千葉だった。前半16分、セットプレーをものにする。MF兵働昭弘の右CKにニアサイドへ飛び込んだフリーのDF山口智がヘディングシュート。思い切りよく叩き込み、先制に成功した。

 その後はDFマーク・ミリガンが右サイドからチャンスを演出。トゥーロン国際大会を戦うU-23日本代表に招集されている影響で不在のDF大岩一貴に代わって、先発すると幾度も決定機をつくった。しかし、ミリガンの右クロスに飛び込んだFW藤田祥史のヘディングシュートはクロスバー上へ外れ、追加点はならない。

 対する大分は追いつこうとサイドを起点に攻め込むが、ゴールは遠い。左サイドからドリブルで仕掛けたFW西弘則が粘りをみせて、クロスを入れる。飛び込んだMF三平和司が放ったヘディングシュートは枠を外れた。千葉リードの1-0で前半を折り返した。

 後半に入り、流れを変えたい大分は後半7分、FW森島康仁に代わって、FW高松大樹を投入。高松が果敢にドリブルで攻め込んだがシュートで終わることはできない。チャンスをものにできず時間が過ぎると、千葉が2点差に広げてみせた。

 後半28分、横パスを受けたMF田中佑昌が右サイドをドリブルで駆け上がり、クロスを上げる。ファーサイドでフリーになっていた藤田がヘディングシュート。これがゴールネットへ吸い込まれ、2-0と差を広げた。

 1点を返したい大分は後半42分、縦パスを味方が頭で落とし。拾った高松がPA内正面から左足でシュートを狙う。しかしGK岡本昌弘の好セーブに阻まれた。その後も前がかりになって攻め込むがゴールは奪えない。そのまま試合は終了。千葉が2-0で勝利を飾った。

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