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ブランキーニョ2発!!山形が5戦ぶり勝利で6位浮上、次節は首位・甲府戦

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[8.19 J2第29節 愛媛1-2山形 ニンスタ]

 7位モンテディオ山形が5戦ぶり勝利で6位浮上!!山形は敵地で15位愛媛FCと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。C大阪から期限付き移籍した助っ人MFブランキーニョが前節に続いて先発すると2得点の活躍。一時は首位に立っていたものの不調の波を脱せずに7位へ順位を落としていたが、7月15日の福岡戦(3-1)以来、5試合ぶりの勝利で6位へ順位を上げた。

 試合後、移籍後初ゴールを含む2得点を決めたブランキーニョは「きょうの試合は素晴らしいゲームだった。チームメイトのためにも2点を取ることができてよかった」と笑顔をみせるも、「きょうはこの勝利を喜んで、明日からは次の甲府戦へ切り替えたい」と中2日で控えている首位・甲府戦へ向けて意気込んだ。

 序盤から押し込んだのは愛媛だった。前半20分には中央でボールを奪うと縦への速い攻撃からチャンスを迎える。MF加藤大のパスに抜け出したFW有田光希がヘディングでボールを前に押し出すと、ドリブル突破。自ら放った左足シュートはポスト左へ外れる。決定的な場面だったが決めきれない。それでも同37分に愛媛が先制。MF赤井秀一の右クロスがゴール前でワンバウンド。最後はDF西河翔吾の前へ入りこんだ有田が頭で叩き込んだ。愛媛が先制に成功。1-0で前半を折り返す。

 先手を奪われた山形だったが、後半に入ると逆転劇をみせた。まずは後半21分、左サイド遠目の位置でのFKを獲得。「いつも練習している角度だった。誰かが触れば必ず入るようなボール。触らなくても入るようなボールを蹴るようにしていた」というブランキーニョが右足で蹴り込むと、誰にも触れずにゴール前でワンバウンドしたボールは、そのままゴールネットを揺らした。山形が1-1に追いついた。

 さらに後半34分には逆転弾。縦パスに反応し、右サイドへ抜け出した途中出場のMF廣瀬智靖がマイナス気味の折り返し。走り込んできたブランキーニョが右足ダイレクトで叩き込んだ。ついに2-1と逆転に成功。C大阪から移籍後2戦目の出場となったブランキーニョが1試合2発と活躍をみせた。そのまま試合は終了。山形が2-1で勝利し、6位へ浮上を果たしてみせた。

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