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先発5人変更の千葉は岐阜とスコアレスドロー…下位相手にまたも取りこぼす

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[8.22 J2第30節 岐阜0-0千葉 長良川]

 J2の第30節が22日に各地で行われた。下位チーム相手の連敗で7位へ順位を落としたジェフユナイテッド千葉は敵地で21位FC岐阜と対戦し、0-0で引き分けた。8月に入ってからの4試合で2分2敗。なかでも下位チームと対戦した直近の3試合では、最下位・町田戦(0-1)、20位・鳥取戦(1-2)に続いて、勝ち点3を取りこぼす結果となった。

 8月に入ってからの3試合では1分2敗。相次いで下位チームに敗れている千葉は、前節から先発を5人変更し、さらにはシステムを3-4-3へ変えた。GKは変わらずに櫛野亮、最終ラインは右から大岩一貴、山口智、竹内彬が入った。ダブルボランチは伊藤大介と佐藤健太郎が務め、右に高橋峻希、左に坂本將貴。3トップは右から荒田智之リカルド・ロボ兵働昭弘が入った。

 試合は序盤から千葉が押し込む。前半30分、左クロスはDFにクリアされるも、後方から走り込んできた伊藤がダイレクトでシュート。これはクロスバーを叩いた。その後も右サイドからドリブル突破した高橋がゴールライン際からクロスを入れる。ロボのヘディングシュートは枠を外れた。シュート精度を欠き、ゴールにはつながらない。

 前半38分には、伊藤のスルーパスにPA内正面へ抜け出た荒田がゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定。得点は認められなかった。同44分にはPAわずかに手前でFKを獲得。伊藤が直接狙うもクロスバーに弾かれた。千葉が主導権を握るもゴールは生まれず。0-0で前半を折り返した。

 千葉は後半13分にカウンターで決定機。中央から持ち込んだ兵働がPA左へ抜け出た荒田へパスを送る。荒田の左足シュートはGK時久省吾の指先をかすめ、クロスバー上へ外れた。同15分には最初の交代カードを切る。ロボに代えて、MF谷澤達也を投入。移籍後2戦目となる谷澤がピッチへ送られた。しかし流れは変えられない。

 後半22分には坂本に代わって、FW深井正樹が出場した。同24分には中央での細かいパスワークから敵陣へ切れ込み、PA左でこぼれを拾った深井がシュート。これはポスト右へ逸れた。同40分には最後の交代枠を使い、兵働に代えて、FW藤田祥史を投入。しかし最後まで得点を奪うことはできず。0-0で試合は終了。千葉は勝ち点1を上乗せするにとどまった。一方の岐阜は勝ち点22に伸ばすと、暫定ながら21位から20位へ順位を上げた。 

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