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端戸の3試合連続ゴールなどで快勝の北九州が4連勝!!千葉は痛い連敗…

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[9.17 J2第34節 千葉0-3北九州 フクアリ]

 4位のジェフユナイテッド千葉対10位のギラヴァンツ北九州の一戦が行われ、アウェーの北九州が3-0で勝利した。北九州はこれでリーグ戦4連勝とし、勝ち点を52まで伸ばした。対する千葉は痛い2連敗となってしまった。

 前節アウェーで富山にまさかの敗戦を喫してしまった千葉。中2日となるホーム戦で立て直しを図る一戦となるが、FW大塚翔平が6戦ぶり、DF渡辺圭二が14試合ぶり、そして前節出場停止だったMF佐藤勇人がスタメン復帰を果たした。対する好調の北九州はMF安田晃大が5試合ぶり、DF金鐘必が2試合ぶりにスタメンに復帰した。

 いきなり試合は動いた。前半2分、北九州はFW端戸仁が中盤でパスカット。そのままゴール前まで持ち上がるとPA外から左足を振り抜き、先制に成功した。端戸は3試合連続のゴール。さらに同6分に千葉DF青木良太からボールを奪ったFW池元友樹が青木に後ろから倒される。青木にレッドカードが提示されると、それで得たFKからMF木村祐志のクロスボールをDFキローラン木鈴が頭で合わせて早くも2点のリードを奪う。

 前節同様、前半に退場者を出してしまい苦しい展開となった千葉。大塚を下げてMF佐藤健太郎を投入。システムを4-4-1にして立て直しを図るが、さらに前半34分、安田に簡単にスルーパスを通されると、またも端戸に決められ、リードが3点に広がった。前半終了のホイッスルとともに千葉のサポーター席からは大ブーイングが飛んだ。

 ハーフタイムに木山隆之監督に「なんとか1点取って反撃の狼煙を上げよう」と送り出されたイレブンだったが、決定的なチャンスを作り出すことが出来ない。後半12分にFW荒田智之がゴールネットを揺らしたかに思えたがオフサイド。同18分にもMF兵働昭弘のFKを佐藤健がボレーで合わせたがサイドネットに外れた。

 一方の北九州は落ち着いた試合運びを見せる。守備を固めながら無理をせず攻め上がるというスタンスを徹底。後半30分には途中出場FW常盤聡のポストプレーから端戸がボレーシュートを放つ。ポストを叩いたが、北九州が危なげなく試合を終わらせた。

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