[10.28 J2第40節 愛媛0-0甲府 ニンスタ]

　すでにJ2優勝と1年でのJ1復帰を決めているヴァンフォーレ甲府はアウェーで愛媛FCと対戦し、0-0で引き分けた。FWダヴィのPK失敗もあり、10試合ぶりの無得点に終わったが、守備陣が7試合ぶりの無失点に抑えた。これで22試合連続負けなし(15勝7分)とJ2記録も更新し、今シーズンもいよいよ残り2試合となった。

　甲府は前半30分、ミスからピンチを招く。自陣でDF佐々木翔がFW加藤大にボールを奪われ、愛媛がカウンター。加藤からのラストパスを受けたFW有田光希がGKと1対1の絶好機を迎えたが、シュートはGK荻晃太のビッグセーブに阻まれた。

　0-0で後半に折り返すと、甲府が決定機をつくる。後半13分、右サイドからMF柏好文が中央に入れたボールをダヴィがワンタッチで落とし、PA内に走り込んだMF井澤惇が左足でシュート。しかし、ここはGK秋元陽太が立ちはだかった。

　後半33分にはFW永里源気がMF石井謙伍に倒されたとして甲府がPKを獲得する。ところが、キッカーを務めたダヴィのキックはゴール上へ。絶好のチャンスを逃し、試合はそのままスコアレスドローに終わった。