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退任する北九州・三浦監督が会見「監督としてのモチベーションが…」

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 ギラヴァンツ北九州の監督を退任する三浦泰年監督が、北九州市内のホテルで会見を行い、辞任を決意した理由を説明した。三浦監督は「今回のライセンス制度の導入により、J2ライセンスしか北九州は獲得できないということで、退任を決意しました」と、現実的にJ1に昇格できないことによってモチベーションを保てなかったと説明している。

 以下、クラブ発表の三浦監督コメント

「昨日朝10時に辞任届という形で、今シーズンをもってギラヴァンツ北九州の監督を退任させていただきますという事をクラブの方に伝えました。先ほど社長がおっしゃってくれたようにその内容をあたたかく理解していただきクラブ関係者の方にも感謝しております。こういう辞任会見というものを2年前の就任する時に用意していたわけではないですから何を述べればいいのかというのは少し難しいなという風に思いますが、本当に2年間、誠実に純粋に選手と向き合って日々トレーニングをし、努力をし、一つでも多くの勝利を、一人でも多くの笑顔を獲得できるようにやってきました。その成果がこの2年間の成績だったと思っております。

 退任の理由につきましては、やはり私が持つ監督としてのモチベーションが、今回のライセンス制度の導入によりましてJ2ライセンスしかギラヴァンツ北九州は獲得できないという事で、退任を決意しました。数多くの人たちと出会いそういう人たちが支えてくれたにも関わらず、こういうタイミングで新しいトライをすることを皆さんに認めてもらわなければいけなくなくなったこの状況は就任した時には予知していたものではない。ただ現実にはこういう事が起こった中で、私がしっかりした判断をしなければいけないと。そのしっかりとした判断というのが、まずはギラヴァンツ北九州を辞任するという事を決めさせていただきました。本当に2年間あたたかく見守っていただき深く感謝しております」

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