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広島・森保監督、「感謝」の最優秀監督賞受賞

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 Jリーグは3日、横浜アリーナで「2012 Jリーグアウォーズ」を開催した。最優秀監督賞は、就任1年目でサンフレッチェ広島を初優勝に導いた森保一監督が受賞。「就任1年目で、こうした素晴らしい賞をいただくことができて光栄に思います」。受賞の喜びを語る指揮官は「選手、現場スタッフ、フロントスタッフ、サポーター、スポンサーの皆様、すべての方々に感謝したい。そして、いつどんなときも僕を支えてくれた家族に感謝の気持ちを伝えたい」と述べた。

 また、昨季まで6シーズン、広島を率い、今季から浦和の監督に就任したペトロヴィッチ監督の名を挙げ、「昨年までチームづくりをしてきた現浦和監督の、そして僕の監督でもあったミシャさんに感謝の気持ちを伝えたい」と語った森保監督。「サンフレッチェは初優勝しましたが、これまで育成型クラブとしてのスタイルを忘れず、長い道を歩んできました。どこにでも誇れる育成型クラブのスタイルを確立し、成長していきたいと思っています」と、決意を新たにしていた。

 Jリーグで選手経験がある監督が、最優秀監督賞を受賞するのは06年のブッフバルト氏(浦和)、10年のストイコビッチ監督(名古屋)以来、史上3人目。日本人では初の快挙となった。

(取材・文 西山紘平)

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