東京ヴェルディは28日、アビスパ福岡からMF鈴木惇を完全移籍で獲得したと発表した。2012シーズンも36試合に出場、3得点を挙げた鈴木は、福岡U-12からの生え抜き選手で、キャリアで初めての移籍となる。

　東京Vの広報を通じて鈴木は「東京ヴェルディのみなさん、はじめまして。鈴木惇です。来季より、東京ヴェルディでサッカーをさせていただく事になりました。自分自身、初めての移籍なので、多少の不安もありますが、それ以上に新しいチャレンジに対する期待や楽しみの方が大きいです。自分が持つ全ての力を東京ヴェルディの勝利のために出し切ります。よろしくお願いいたします」と、コメントを発表している。

　また、福岡の公式HPでも「来季より、東京ヴェルディでプレーする事を決断しました。アビスパ福岡には9歳の時にU-12に加入して以来15年、プロとしては6年、お世話になりました。これだけ長い間お世話になったクラブを出るという決断をするのは簡単な事ではありませんでした。素晴らしいスタジアム、熱いサポーター、温かいスタッフ、一緒に戦った仲間たちには感謝の気持ちでいっぱいです。15年間、アビスパ福岡で僕をサポートして下さった全ての皆様にお礼を申し上げます。そして、アビスパ福岡の更なる発展をお祈りします。本当にありがとうございました」と、コメントを発表している。

　以下、選手プロフィール
●鈴木惇
すずき じゅん
■生年月日
1989年4月22日
■身長/体重
170cm/68kg
■ポジション
MF
■出身地
福岡県
■経歴:
湊坂FC―福岡U-12―福岡U-15(新宮中)―福岡U-18―福岡
■代表歴
2005年 U-16日本代表(豊田国際ユースサッカー大会)
2006年 U-17日本代表(サニックス国際ユースサッカー)
2007年 U-18日本代表(AFCU-19選手権予選)
2008年 U-19日本代表(カタールU-19国際親善トーナメント)
2009年 U-20日本代表(水原国際ユースフットボールトーナメント)、(スペインアルクディア国際ユーストーナメント)

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