beacon

J1復帰の甲府が新体制発表会見、城福監督「今年こそ、プロヴィンチアの象徴に」

このエントリーをはてなブックマークに追加
 来季J1へ復帰するヴァンフォーレ甲府が14日、2013新体制発表記者会見を行った。

 城福浩監督就任1年目だった昨季は24戦連続無敗を記録するなど、J2で2位に勝ち点11差をつけて優勝。J2降格から1年でのJ1復帰を果たした。今年は、昨年の新体制発表時、短期の目標として「J1昇格」、そして中期の目標として「プロヴィンチアの象徴に」と掲げていた指揮官、クラブにとっては2つ目の目標に挑戦する1年となる。

「プロヴィンチアの象徴に」なるとは、大企業にサポートを受けているクラブたちの争いの中に割って入ること。クラブによると、城福監督は「我々はJ1に上がらなければ、その夢をプロヴィンチアの象徴という目標を達成することは出来ないという想いがあった。(J1へ上がった)今年こそ、プロヴィンチアの象徴になるための、ビッグクラブの中に割って入っていくというところに、勇猛果敢に挑戦したいと思っています」と宣言した。

 新シーズンへ向けて元日本代表のMF羽生直剛やMF水野晃樹、DF青山直晃ら経験値豊富な実力者を加えたが、クラブに安心感はない。指揮官は「24戦無敗を達成した、あの一体感を保ちつつ、質を上げていくというところが、今年J1で大きいクラブと対等に戦う絶対条件」。甲府は強い危機感と向上心を持って昨年よりも高いレベルのチームになり、2シーズンぶりのJ1で上位に食い込む。

TOP